はやぶさも上映したことだし、CGで美しい地球のつくりかたPart-2
CGで美しい地球のつくりかたのPart-2です。
その前に、上の画像が最終的な完成画像なのですが、地球をよくみてください。真正面に日本が来てるではありませんか!!
作者は日本人ではないと思いますし意図的か否かは分かりませんが、なんとなく私たち日本人にとってはうれしいことですね。
しかし、日本は夜でも明るいんだなあ。街の明かりで国が分かるんですね。
Day-Night Earth Glove – Part2|http://www.3dm3.com/articles/day-night-earth-globe-part-2/
今回のPart2は
「雲をつくる」
「月をつくる」
「ペイントソフトで合成」
という流れですね。前回のPart1の記事では画像での説明がなく、分かりにくかったと思いますので今回は画像を少し上記の動画から引用させていただいて説明をしてまいりたいと思います。
まず、Part1でつくった地球の形状を少しだけ大きくしたコピーを作ります。これが雲になるわけです。
NASAから拾ってきた雲だけの画像を貼り付け、雲で無いところをその画像を使って切り抜きます。
雲の陰の部分が暗すぎて、不自然なのでほんの少しだけ自己発光させます。
上の画像と見比べると、陰の部分の雲がすこし明るくなりました。
雲で地上につくられる影を描くため、影を表示するように光源の設定を変更してから、Part1でつくった地球と一緒にレンダリングします。
雲の影の濃さを見ながら、雲の形状の大きさを微調整していきます。その他、地上の光沢なども微調整。これで、地球は完成!!日本の街がキラキラしてますね。
次は月の作成。こちらはサクッとした感じです。球を作ってNASAから拾ってきた月のテクスチャーを貼るだけで完成
あとは、レタッチ作業
合成する前にペイントソフトで円をぼかした画像を作って、その上にレイヤーでレンダリングした画像を重ねます
ちょっと調整
黒い背景にホワイトノイズを加えてやって、濃度を調整して夜空にきらめく星っぽくする。
あとは、それぞれを合成して完成
私自身も宇宙物はたまに作りますが、いつも適当にテクスチャ貼ってフォトショでぼかすだけか、地球の画像をレタッチのときに始めて貼り付けるのどちらかでした。前者だとペラッペラの画像になるし、後者はいかにも実車にCG合成しましたってなります。
今後、良い作品を作るための参考材料になりそうです。
そうそう、宇宙といえばスタートレックの新作スタートレック2の撮影が始まったとかそうでないとか。カーンの逆襲の方じゃないですよ。カーンの逆襲は傑作でしたが。
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